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A1リーグ第1節

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皆さんこんにちは。望月です。
今回は、先日行われたA1リーグ第一節の模様をお伝えします。


昨年度は4年ぶりの鳳凰位決定戦進出を果たすも、結果は惨敗。
続くグランプリMAXでも記録的大敗と、
年度末には大きく調子を崩したままシーズンを終えました。

精神的には大きなダメージを受けたままの開幕となりますが、
いつまでも敗戦を引きずっているわけにはいきません。
また新たな戦いが始まるわけですから、
敗戦で得た課題をキチンと修正して次に進まなければいけないでしょう。


僅かなオフシーズンの間、負けた要因を幾度となく考えてみました。
自分の特徴、弱点、欠点、思いつくままに挙げてみたりもしました。

すると、スタイルチェンジに伴っていつの間にか忘れかけていた
大事なモノに気が付きました。
自分の長所を、自分自身で消してしまっていることに気が付いたのです。

それに気が付いた私が、今年度に立てたテーマが、

『見・視・観』

です。三つの“みる”ですね。

局面や相手を良く“見て”、視野を広く持ち全体を“視て”、大局観を持って全体を“観る”。

この“みる”ということが今年のキーワードです。

私の良さは、手順の正確さと手組みだと思われる方も多いかと思いますが、
実は局面判断と危険察知能力こそが自分の武器だとBリーグくらいまでは思っていました。

そのためには、この“みる”ということが非常に重要なテーマになるのです。

その【目】を養うために、リーグ戦までの期間、
手数を増やし局面に多く顔を出すことで、
いろいろな場面の判別をつけられるような稽古を意識して多く積んだのです。

その稽古の道中、いろいろなことに気が付きました。
普段は手組みを中心に手牌構成をしている私のウィークポイントは、
どうしても戦いの土俵に乗り遅れる事。
相手が先手を取り、ミスなく局面をリードしている時には、
防戦一方になることが多いのが欠点です。

事実、鳳凰位決定戦においても右田プロの動きに翻弄され、
自分の持ち味が出せぬまま敗退したような感があるのです。
私も以前は『先手必勝』をキャッチフレーズにしていた時期があるように、
意識して戦えば局面に乗り遅れる事は少なくなるはずと考えました。

よく、麻雀の状態を上げていく表現に、
『ホップ・ステップ・ジャンプ』という言葉を使います。
私の長所は言うまでもなく『ジャンプ』部分にあるのですが、
それを引き出すための『ホップ』の部分がおろそかになっているように感じたのです。


この二点を修正し意識して、今期の開幕戦に臨みました。
今回の対戦相手は、鳳凰位決定戦にて苦汁を飲まされた
右田プロ、沢崎プロ、柴田プロの三名です。

この組み合わせは、実はあまり良いイメージはなかったのですよ。
試合巧者の沢崎プロに、ここ数年の対戦成績が芳しくない柴田プロ、
そして前述の右田プロ。
どう考えても今までの戦い方では自分が最後方に置いて行かれるパターンしか思いつきません。

しかも、対戦相手の立場になって考えてみても、
自分のイメージは相手の麻雀にすごくマッチングしていて戦いやすいと考えているはずですし、
対戦成績も相手の方が上だという認識があるはずですから、
相手にとって私は戦いやすい相手だと考えているはずです。

開幕戦では戦いたくなかった三人が相手ですが、
A1リーグは誰と戦ったとしても皆同じ。
強いことは初めからわかっているのですから、普段と同じような気持ちで対局に臨みました。

立ち上がりから攻勢に出る三人。
右田プロはいつも通り局面を支配しようと前掛かりになって攻めてきますし、
沢崎プロも精度の高いアガリを幾度となく見せつけます。
柴田プロの出来が少しだけ悪いと感じていましたが、それもすぐに修正してくるはず。

そんな中、私はどうだったかというと…
普段の対局より踏み出しのスピードを二歩ほど早くしてみたおかげで、
いつもよりも局面がクリアに見えるのです。
これも稽古の賜物ですよね。
自分が局面に参加してくるということで、
他家の対応が微妙に変化してくるのが手に取るようにわかります。
具体的に言うと、前捌きに出る局面と、終盤まで縺れこむ局が二分化されるということです。

これがどのような形で現れるかというと、牽制しあう局面が増え、
小場で局が進むということなのですよ。

それって苦手な試合展開じゃないの?って思われる方も多いかもしれませんが、
実はこの展開は願ってもない試合展開だと考えていたのです。

私にとって辛い展開は、先手を常に握られて防戦一方になることと、
終盤の競り合いに競り負けて大量失点する事なのです。

先手の取り合いに顔を出し、終盤の勝負も決しない形でのロースコアな試合展開は、
最後まで全員にチャンスがあるということです。
瞬発力勝負とわかっていれば、それほど分が悪いわけではありませんし、
仮に戦えない状態だとしても、開幕戦での順位点の差はそれほど大きいわけではありません。

それは、このプロ連盟Aルールでのリーグ戦ということが大きく係わってきます。
このルールは、やはり素点が重要なのです。
一年という長いスパンで勝敗を考えた時、
一番大事なことはトップを取る半荘でどれだけ爆発できるか?
そして、ラスを引き受ける半荘でどれだけ失点を減らすことができるか?
これが大事なのです。

そういった意味では、小場で推移した半荘で仮にラスを引き受けたとしても、
それほど大きなダメージは残りません。
もちろんトップを取るつもりで戦いますが、
トップを取れたらラッキーってくらいの感じで戦うことが大事だと考えているのですよ。

そう考えて挑んだ緒戦は▲0.6Pの三着。
柴田プロが終盤盛り返したおかげで、トップが+2.1P、ラスが▲2.9Pと、
非常に僅差の決着となったのです。


思えば昨年の開幕戦、A1リーグ復帰第一戦は▲16.4Pのラススタートだったわけですから、
今回の結果は大満足。
スロースターターを自負する私ですから、これで安心して戦うことができそうです。

続く二回戦、緒戦トップの沢崎プロが試合巧者ぶりを発揮しての二連勝。
自分も食い下がっての二着と、少しずつ調子は上向きに。
マイナスポイントも返済し、理想的な展開で勝負は終盤戦に突入です。


三回戦、私にとっては転機が突然訪れたのです。

二回戦に一人沈みのラスとなった右田プロ。
この半荘から明らかに手数を多く仕掛けてきたのです。
少しだけ掛かっているのかな?と感じながらも、
右田プロの上家である私は丁寧に歩を進める事に主眼を置いて戦うことに集中していました。

すると、我慢していた私に突然チャンス手が舞い降りるのです。
東4局、なんてことのない平凡な手に4巡目、ドラの中が重なります。
と、次巡、柴田プロが打中。これをポンと仕掛けると、
すぐにカンチャンが埋まり①④ピンのテンパイ。
私の仕掛けに右田プロが仕掛け返して喰い下げた牌が①。
この①を右田プロがツモ切り7700。

続く南1局の親番では、456の三色を狙うも、
リャンシャンテンで全てカン5が残る苦しい形に。
ここでも右田プロが仕掛けると、急所のカン⑤とカン5を引き入れカン五待ちのテンパイ。
場には二枚飛んでいましたが、こうなっては関係ありません。
当然リーチを宣言します。

前局を踏まえ、沢崎プロと柴田プロは撤退気味。右田プロとの一騎討ちの様相です。
流局濃厚の終盤、右田プロがチーを入れると、私に五が下がって4000オール。
この二回のアガリで、三回戦は待望の初トップを取ることができたのです。

昨年の初トップは第三節の4回戦、半荘12回掛かってのトップでしたから、
今年は本当に幸先のいいスタートだと言えそうです。
この結果で卓内首位に躍り出ると、最終戦も自分のペースで進みます。

東1局、2000、4000を親カブリして向かえた東3局、
私も生まれて初めて起こしたアクションに一同目を丸くします。

配牌を取ると、

二三四⑥⑦⑧789NN北RR

69と南と發のダブリーチャンス。
普段の自分なら間違いなく仕掛けないこの手ですが、
親の沢崎プロの切った第一打發にポンの声を掛けます。
そして三巡目、沢崎プロのツモ切った9にロン。

通常なら仕掛けるはずの無い發ですが、
満貫をアガった沢崎プロの親だということと、
そういった選択が頭の中をよぎった自分の感覚を信じて發に声を掛けたのです。

100回あったら99回は鳴かないと決めている形ですが、
こういった仕掛けも取り入れてみようと考えていた矢先でしたから
すんなりと声が出ました。
声が出た自分にもびっくりですが、ロンの声を聴き、
手牌を見た三者もまたびっくりです。
ダブリーチャンスからのポンテンなのは明白ですし、
しかもこの仕掛けを打つというデータは三者には全くないのですから。
(自分も生まれて初めてダブリーチャンスで仕掛けたのですから…データがないのは当然です。)

これがプラスに作用したかどうかはわかりませんが、
南1局の親番でまたも爆発するのです。

5巡目、

四五六六①②③⑤⑨⑨789 ドラ五

この牌姿にツモ③と引いてのテンパイ。
親番だけにテンパイを取っても良さそうですが、
場に①が二枚切れていたこともあってここはテンパイ取らずの打③。

9巡目、ツモ8と来て打⑤。
12巡目、さらにツモ8。ここも取らずのツモ切り。
この間、ドラの五が一枚、四が表示牌含め三枚、七が一枚切られます。
そして14巡目、ようやく待望の七を引きリーチを宣言します。
(もしドラの五を引いた場合はダマテンを選択するつもりでした。)

このリーチに、またもや挑んできたのは右田プロ。
すぐにチーを入れ臨戦態勢に。
しかし、この仕掛けがまたしても私にプラスに働きます。
仕掛けた直後に私がツモったのはドラの五。
この4000オールで沢崎プロを交わすと次局一本場も、

⑨⑨①① ポン中 ポン⑧ ポン北 ツモ⑨

の4000は4100オールでダントツに。

この結果、第一節は3211で+53.4PとA1リーグ二位でスタートダッシュに成功したのです。

まだ第一節とはいえ、昨年の開幕と比べるとやはり雲泥の差です。
昨年は苦しい位置からの追い上げで決定戦進出を果たしましたが、
今年はある程度余裕を持ってリーグ戦を戦っていきたいと思います。
今後も期待してくださいね~。

次回は鳳凰位決定戦の続きを書く予定となっております。
皆さんお楽しみに。

それじゃまた。望月でした~。