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A1リーグ第3節

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さんこんにちは。望月です。
今回はA1リーグ第三節の模様をお伝えします。

前回のリーグ戦から三週間あまり。前回の不甲斐ない内容に対する反省は十分行えましたが、今回はリーグ戦に向けてのリズムが普段とは違います。
これは日程の関係上仕方のないことなのですが、それでも毎年この5月~6月の対局は難しいと感じているのです。
自分のバイオリズムのコントロールがうまく出来ていれば問題ないのでしょうが、
何年やっても調整出来ないということは何か違う部分に問題があるのかもしれませんね。

マイナスに考えてしまえば全てが悪い方に転じてしまうことが多いだけに、気持ちだけは強く持って対局に臨もうと考えていたのですが、イヤな事は続くものです。
朝起きてシャワーを浴びようと腕を上げると、首から左肩、そして背中にかけてピリッとした痛みを感じたのです。
寝違えたのか、何か負荷がかかったのか、とにかく左肩が上がらず、首が回らない事態に襲われたのです。

痛みがあることは対局に対しかなりマイナスに作用するのでしょうが、幸いなことに痛みがあるのは左肩。
私は麻雀に対してはスーパーポジティブですから、「右肩じゃなくてツイてる!」なんて楽観的に考えていたのですよ。
それでも終日痛くて辛かったのは内緒です。


さて、今回の対戦相手は、瀬戸熊十段位、前原プロ、ダンプ大橋プロの三名。
瀬戸熊プロとは鳳凰位決定戦以来の対戦。
前原プロも今期初対戦ですが、ダンププロは前節の対戦で私はイヤ~なイメージで対戦を終えているため、ダンププロにとっては自信を持って対局に挑んでくるのではないでしょうか?

今期の対戦カードが発表された時から、この第三節、そして続く第四節が前半戦の山場だと考えていました。
A1リーグでは誰と対戦しても強敵ばかりなのですが、鳳凰位経験者二人と対戦する機会はそうそうありませんよね。
特に自分がリスペクトしている瀬戸熊プロと前原プロと同時に対局するのはプレイヤーとして楽しみで仕方ありません。
どれだけ今の自分が戦えるかはわかりませんが、これだけの強敵揃いなのですから真正面から全力でぶつかっていく事が大事な事だと考えていました。


一回戦東2局、私の親番で瀬戸熊プロから先制リーチが入ります。
このリーチに対し、前原プロはチーして臨戦態勢に。
さぁ自分はどう立ち向かうか?

対局に対する自分のスタンスとして、アガリに向かって直線的に攻め抜く局と、半身になってキチンと対応する局、それから徹底的にディフェンスする局というように(本当はもう少し細かく細分化しているのですが…それはまたの機会に)、アクションの掛け方が微妙に変わってくるのです。
これは、場況に対しての牌の下ろし方から、捨て牌の切り順など、恐らく後ろで見ていてもわからないくらいの微妙な違いのある打牌を選択しているのですが、今節における私の対局前の準備として、前節の反省も踏まえとにかく序盤は丁寧に歩を進めることを決めていたのです。

そこで私が選択した判断は、この局はキチンと受け、その結果を踏まえ戦い方を構築する、といった判断でした。この判断が吉と出ます。丁寧に歩を進めていった結果、瀬戸熊プロの現物待ちで終盤にテンパイ。そして程なくダンププロより2900の出アガリ。

点数以上に、このアガリには大きな手ごたえを感じていました。
自分のスタイルには似合わないと思う方もいらっしゃるとは思いますが、こういった形での受け、そして我慢の効いた麻雀が、後のビッグゲームに繋がると信じているからなのです。

このアガリをきっかけに、ステップからジャンプへと…進める事が私の良さの一つです。さぁこれから!と思ったのですが、相手になかなかそのようにはさせてもらえません。
それもそのはず、今対局している相手はA1きっての猛者達なのですから。

あっという間に私の親は落とされ、東4局瀬戸熊プロの親番。ここが一日の分かれ目となった局となりました。

ドラは西。そんな中、瀬戸熊プロがペン3のチーから仕掛けます。
このチーは間違いなく本手。
手牌を進めるだけの仕掛けのはずはなく、場に緊張が走ります。

受け気味に進めていた私の手は、以下の形に。

八八八②②③④④6688T ドラ西


七対子のイーシャンテンであり、メンツ手のイーシャンテンでもあります。
ここに瀬戸熊プロが場に二枚目の6を切ります。さてどうするか?

一応この6を仕掛けておけばテンパイ。そしてトイトイへの渡りも打てる形です。
この仕掛けが瀬戸熊プロのものでなく、もう少し信頼度の低いモノなら対応も違うのですが、この東はかなりの危険牌。
チャンタ含みから東とドラの西のシャンポンテンパイも十分に考えられるところです。

それでも私はこの6をポンして打東。瀬戸熊プロに戦いを挑みました。
理屈で考えれば恐らく切ってはいけない牌である事は十分に承知しています。それでも瀬戸熊プロと戦いたかった。
それが偽らざる気持ちなのかもしれません。
周りの対局者にしてみれば、「どんな形から東を切ってるんだ?」と思ったことでしょう。
対局後、私の手牌の見えない観戦者からも同様の質問が投げかけられました。
久しぶりの瀬戸熊プロとの対戦に私の気持ちが高揚していたことも否定できませんが、戦いを挑んだことには一切の後悔はありません。

この東を瀬戸熊プロがポン。そして次巡⑨をツモ。
ダブ東チャンタドラ2の満貫のツモアガリ。
結果は私にとっては最悪だったということは、やはりこの東は切ってはいけない牌だったんだと思いますし、気持ちが切らせた牌とはいえ、キチンと反省しなければならないでしょう。

ここから瀬戸熊プロの『クマクマタイム』が始まります。
あっという間に加点され、終わってみたら瀬戸熊プロが一人浮きで+44P。私は三着をキープするのがやっと。
完全に瀬戸熊プロに押し切られた半荘になってしまいました。

長いリーグ戦を戦う中、こういう半荘があることは割り切っています。大事なことは、この半荘の後の戦い方をどうするかであり、そしてこの結果を引きずらないことです。

それでも二回戦、瀬戸熊プロの好調は変わらず、さらに初戦ラスの前原プロも復調気配。
私とダンププロはその勢いに完全に抑え込まれるまま迎えたラス前、藤原プロの観戦記にも記載されていた局を振り返っていきたいと思います。

観戦記に記載されていない部分を補足すると、私のイーシャンテンは8巡目でこの形。


七八九1235778③③ ドラ2


この時点で6が1枚切れ、9が3枚切れ。そして前巡、前原プロが2枚目の6を切った直後にツモ6。
残り2枚の69待ちの平和ドラ1のテンパイを果たします。

枚数も少ないですし、ここは当然のダマを選択。
誰かが合わせてくれる事を期待したのですが…このタイミングで二着目の瀬戸熊プロから先制リーチが入ります。

先程と同様、瀬戸熊プロの攻撃に対しては私も被せる事を決めていたのですが、よりによってツモはドラ筋の5。
5をツモ切るか、6と7のダブルワンチャンスで打8の一盃口のテンパイに受け変えるか、同じく6のワンチャンスを頼って打7としてリーチを打つかの三択に迫られます。

普段の打牌はほとんどノータイムで切る私がここで少考に入ります。
まず、瀬戸熊プロへの危険度が高い打5は選択から除外します。
とすれば、安全度を買う打8が常時での打牌なのでしょうが、6は残り1枚。打8とした瞬間、アガリはかなり薄そうです。
それなら思い切って打7のリーチを放ち、5と③のシャンポンで勝負する方が若干ですが勝機がありそうです。
瀬戸熊プロと私の捨て牌にはお互いに⑥が打ってあり、周りが受けた場合には打牌候補となる可能性があるのです。

とはいっても、瀬戸熊プロの手牌構成に③は組み込まれていそうですし、(実際に待ちが②⑤でしたから、手牌には③がありました)さらに下家のダンププロも恐らく③を持っています。
しかし。私と瀬戸熊プロとの二軒リーチなら、恐らくダンププロは受けるはず、といった自分勝手な想像をしていたのです。
そこで私は打7でのリーチを宣言します。

すると、下家のダンププロが少考後に二人の現物の①を手出しします。
これでダンププロが③を持っていることが確定しました。
後はダンププロが受けてくれることを期待して…と考えていたのですが、ここでまたもや誤算が生じます。

2巡後、ダンププロから三軒目のリーチの声が掛かります。
普段、二軒リーチも珍しいA1リーグでの対局の中で、三軒リーチが入るとは夢にも思っていませんでした。
しかも、先手を取られるとディフェンシブに戦うことの多いダンププロのリーチですから、相当の勝負手か、かなり自信のあるリーチに違いありません。

半ば諦めながら摸打を繰り返すと、安牌の西のトイツ落としをしていた前原プロから、「4人リーチは流局だよね?」とのまたもや驚きの確認が入ります。
ほとんど勝ち目がないと感じていた私にとっては嬉しい誤算でしたが、前原プロがリーチを宣言して無事流局となりました。

各人の手は、

瀬戸熊プロ

一二三四五六七八九③④中中


ダンププロ

234①②③⑦⑦⑧⑧⑨NN


前原プロ

三三四五六六七234④⑤⑥




七八九12355678③③


どう見ても分が悪いのは私。前原プロは7700の本手。
ダンププロの高め⑨は山に2枚残り。
そして瀬戸熊プロの②⑤はなんと山に5枚。この手が開かれた時には正直かなりホッとしました。

リーチ棒が貯まった次局は瀬戸熊プロが軽く捌き、続くオーラスも瀬戸熊プロが700、1300をツモり逆転で二連勝。
私は初戦に続いての三着と、調子はなかなか上がりません。それでもこの時、潮目が変わったことを少しだけ感じながら三回戦に向かいました。


三回戦、開局早々、ドラ暗刻の手を前原プロからアガりトップ目に立つと、南入してから3900を加点し、三回戦はこの日初のトップ。
それでもここまでアガリは1000点と2900点、そしてこの3900点と8000点の4回。かなり苦しい戦いを強いられていますが、マイナスは一桁に抑えています。自分としては苦しいながらにポイントを纏めていることは評価すべきでしょう。
それでも、前節の最終戦での苦い思い出があるだけに最後まで気を抜くことが出来ません。

理想を言えば、最終戦をプラスにまとめ、一日トータルとしてもプラスにすることが第一目標です。
とは言っても、この日の自分の出来と対戦相手との内容と出来を比較すると、数字ばかり追いかける事はかなりの危険を伴います。
ですから、身の丈に合った内容の麻雀を打つことをテーマに最終戦に臨みます。


結果からお伝えしますと、最終四回戦はノーホーラでの三着。
マイナスポイントを増やす結果となってしまいました。
それでも、この半荘に関しては全くのノーチャンス。
必死に戦って、キチンと攻撃を受け止めた結果がこの数字ですから、今回の内容に関しては本当に満足しています。

数字的にはポイントも減らし、順位も下げ、決定戦進出に向けて苦しい立場になったように見えますが、本人としてはかなりの手ごたえを感じ帰路に着きました。

大切な事は鳳凰位決定戦に進出することで、半荘40回をいかにまとめるかということが最大のテーマになるのですから、この日のように劣勢に立たされた時にどのように立ち回るかがこれからの麻雀人生の大きなカギとなるはずだと信じています。

来月は首位の藤崎プロ、前原プロ、近藤プロと強敵との対戦が続きます。それでも自分を信じて戦っていきたいと思いますのでぜひ期待してくださいね~。
それじゃまた。望月でした。