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<< 鳳凰位決定戦その9 | 2012-12-20(木)
今年を振り返って | 2012-12-28(金) >>

A1リーグ第9節

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皆さんこんにちは。望月です。
12月に入り寒さが急に強くなってきましたね。
私の住む静岡県は温暖な気候で有名ですのでそれほど感じませんが、東京に行った時などはやはり「冬が来たなぁ~」なんて感じちゃったりもしています。

寒さが苦手な私としては、冬は苦手な季節なのですが、麻雀プロの世界は冬に大きな対局が多く、寒いだなんて言っていられないのが現実です。
皆さんも健康には十分気を付けてお過ごしくださいね。


今日はA1リーグ第9節の模様をお伝えします。

現在のポイントは▲61.6Pで9位。
鳳凰位決定戦進出者は上位3名。対して降級者は下位2名。
残りを考えても、現実的には降級しないように戦うのが賢明でしょう。

しかし私の思考は違いました。
二回戦まででプラスを重ねることが出来たのなら、一気に決定戦争いにまで食い込めるような戦い方をしようと。
しかし逆にマイナスを増やすようだったら降級ラインを意識して戦おうと決めていたのです。

それはやはり、私達麻雀プロにとって、連盟のプロにとって、一番大きなタイトルは鳳凰位決定戦であるという事。
そして可能性がある限りはその夢に向かって全力で挑むのがプロの姿であると考えているからです。

今回の対戦相手は、藤崎プロ、朝武プロ、石渡プロの三名です。
藤崎プロは現在首位ですから、ここで危ない橋を渡るような戦い方をするはずがありません。
朝武プロはもうワンチャンス残されていますから、大きく踏み込む可能性もありそうです。
しかし、一番注意しなければならないのは石渡プロ。
大きく離された最下位に低迷しているだけに、ガムシャラに攻め込んでくる可能性もありそうです。

開局早々、後の無い石渡プロのリーチで戦いは幕を開けます。
ギリギリまで粘り込むものの、私も後一枚が押せません。
歯を喰いしばって一枚押せていたらアガリがあったな…と思ったところに、石渡プロが自身の最終ツモで1,300・2,600と大きなアガリをモノにします。

今振り返ってみれば、この一回戦東1局の戦い方が全てだったように思います。
後が無い石渡プロが攻めているのですから、私も戦う必要があったと反省しています。
この時の心境としては、「戦う場面はここじゃない。ギリギリまで我慢だ。」と考えながら戦っていました。
しかし、今思えば、ここでぶつかるくらいの覚悟が無いことにはA1リーグでは戦っていけません。
このアガリをきっかけに、石渡プロがこの半荘をリードします。


勢いそのままに攻める石渡プロ。
その攻撃に対し余裕を持って受ける藤崎プロ。
鳳凰位決定戦進出の為に攻め続ける朝武プロ。
そんな三人に挟まれ、私は全くと言っていいくらい戦いに参加できません。
チャンス手が入ったと思えば藤崎プロに交わされ、石渡プロと朝武プロの攻勢に防戦一方。
一回戦は何もできずに三着に終わります。


二回戦に向かうまでの休憩時間、私はどのように戦おうか悩みました。
決定戦に進むためにも思い切り踏み込んだ一か八かの戦術を取るか、または我慢を続けてチャンスが訪れるのを待つか、または残留狙いに切り替えて失点しないような戦い方を選ぶか。
本来は二回戦終了時に考えるはずだった選択が、一回戦の内容と結果を前に前倒しで選択に迫られるのです。


しかし…
具体的な解決策は出ないまま二回戦を迎えてしまったのです。
頭では踏み込まなければいけないことはわかっているのに、心は「まだだ、まだだ」と落ち着きを求める始末。
この時点で勝負の大勢は決まっていたのかもしれませんね。


二回戦、私は一回戦同様、全く戦いに参加できません。
踏み込むべき局面も、戦わなくてはいけない局面も皆無。三者の勢いに押され、ジリジリと点数を減らす一方です。
結果、ノーホーラでのラス。緒戦でラスを引き、後の無くなった朝武プロの攻勢に手も足も出ず、一方的にマイナスを押し付けられた格好で二回戦を終えます。


この時点でこの日は▲40P弱。
最終節に下位4名で行われる9位以下の順位が確定してしまったばかりか、同卓の石渡プロにも肉薄される始末。
最終戦で苦しい戦いを強いられない為にも、これ以上の失点は避け、少しでも負債を減らしたいところです。


三回戦、少しずつ戦いに参加するようになってきた私は、愚形ながらも藤崎プロから5,200をアガルなど復調してきた私は、親番で今日一番のテンパイを果たし渾身のリーチ。


四五六456②②⑤⑤⑥⑥⑦ ドラ五


このリーチをアガルことが出来れば一気に負債も完済できると意気込んだものの…下家の石渡プロにツモることなく捌かれ万事休す。
この後もじわじわとポイントを伸ばした石渡プロに捲られ、さらに、原点割れまでした三着まで着を落とし三回戦終了。
いよいよ後がなくなります。


トータルポイントは今期初めて▲100P越え。
これは15年のプロ生活で数々のリーグ戦に参加している中で二度目の100P越えとなってしまいました。
ポイントを積み重ねる形のリーグ戦は本来一番得意としている戦い方。
それが今年度はどの戦いにおいても不調となってしまっています。

これは、鳳凰位決定戦での敗退が大きくバランスを崩している原因だと思います。
本来のスタイルと、自身の麻雀とのバランスが全く崩れてしまっていることが大きな要因でしょう。
鳳凰位決定戦の牌譜検証をしてみても、普段の麻雀を振り返ってみても、本来の麻雀とはかけ離れた内容での戦いが続いているのは、きっと敗戦が尾を引いているのでしょうね。

以前鳳凰位決定戦で大敗を喫し、その後の立て直しに本当に苦労した経験からも、この不調はしばらく継続するのではないかと思います。
しかし、この苦しい時間を立て直してこそその後の成長に繋がるモノだと信じて戦っていきたいものです。


話は脱線しましたが、この日の最終戦となる4回戦。キーポイントは親番である開局でした。

配牌からドラの九がトイツ。どうしても先手を取りたい私の手は、


一二四五六九九57①①⑤⑥ ドラ九


ここから打7。常時ならマンズのペンチャンを外したいところですが、今日一日の状態がかなり悪いことと、同じ席で三回戦っていたことも重なって、苦しい形をわざと残したのです。

ドラの九と①のシャンポンでも、ペン三でも即リーチを決めていました。
ツモ4の時だけ三色に移行してペンチャンを外そうと、そう決めてツモった牌は七。
ここは手恰好からも打5。そして次巡、それでもシャンポンに色気を感じていた私がツモったのは三。


頭では「それでもシャンポンでリーチすべきだ!」という信号を発しているものの、心では「手役派の自分が一通に取らなくてどうする!」といった葛藤が頭と心を行き来します。

リーチをすることは決めていた私は、澱みなくリーチを宣言します。
しかし悩みに悩んだ私は、打牌選択は指に任せることに。
そんな私の指が選んだのは九。
自分の感覚ではなく、自分のスタイルに固執したリーチを掛けました。


すると次巡、朝武プロからリーチ。
私が力を入れてツモった牌は…なんと九。
シャンポンに受けていれば4000オールのツモアガリ。力なくツモ切った九に朝武プロからロンの声。
待ちが六-九-七の三メンチャン。
ということは…私が受けたカン八が暗刻、表示牌と合わせて八は純カラ。

自分の感覚を信じていれば一気に首位に立てたはずが、純カラに受けしかも放銃。
さすがにこの瞬間、今期の降級を本気で覚悟しました。
気落ちした私は、藤崎プロに11600の放銃と、一気に降級確定ラインまで転げ落ちてしまうのです。


迎えたオーラス1本場、私の持ち点は23600点。そして供託1000点。
現状は3着ですが、ラスの朝武プロとは僅かの差しかありません。

何とか逃げ切りたいところでもありますし、満貫をアガれば原点復帰した上で二着にまで浮上します。
しかし、こういった状況で満貫をアガることなど滅多にありません。
ここまでの戦い方が反映されるはずだと考えているからです。

しかし、自分の想いとは裏腹にこの日初めてといっていいほどツモが効き、牌が動きます。
8巡目、私の手は、


一二三七八九123RR中中


とチャンタのテンパイに。
アガれる保証は全くありませんが、それでもリーチしない手もありません。半信半疑のままリーチを宣言します。

この手が、連荘するしかない朝武プロからRが零れ、この日初めてプラスで4回戦を終えました。
結果、この日のポイントは▲39.3Pと、トータルポイントは▲100.9で降級ラインの11位となってしまいました。

しかし、降級争いは大混戦。
8位の近藤プロから12位の石渡プロまで僅か42.8Pしかありません。
最終節最終戦まで降級者がわからない戦いを強いられそうです。

ここまでの戦い方と内容を考えると、かなり苦しい戦いになることは間違いありません。
自分の中でも、恐らく五割以上は降級するのではないかと思っています。
それでも、この苦しい状況を打破することもプロとしては大切な事ですし、ここで残留することは今後のプロ活動においても大変重要なことだと思います。

これからの一か月間の過ごし方、準備が明暗を分けるはずです。最後まで諦めることなく、全力で戦い抜こうと思っています。
皆さん応援してくださいね!
結果はまたこちらのコラムにてお伝えする予定です。お楽しみに。

それではまた。望月でした。