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麻雀業界ニュース

2013年12月15日(日)

| 麻雀最強戦 |

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2013年12月15日(日)



2013年の締めくくり。今年、一番麻雀が強いのは一体誰なのか?

一年間に渡って予選を繰り広げてきた麻雀最強戦。
その集大成となる「麻雀最強戦2013FINAL」が、12月15日(日)にいよいよ開催された。


出場選手は以下の豪華16名。




いずれも各団体のタイトルホルダーや、厳しい予選を勝ち抜いてきた猛者揃いであり、まさにクライマックスと呼ぶに相応しい面々である。



まずは初戦となったA卓。
下馬評では王道の麻雀として評される面前打撃派の瀬戸熊プロと、今大会の台風の目と言われる鳴き屋・荒木プロの対決の構図に注目が集まっていたが、東場ではその荒木プロの鳴きがまさに猛威を振るい、荒木プロのペースで試合が進んでいく。

ところが南場の親番、著名人・雷神編代表の金子昇さんが「リーチ・一発・ツモ・裏1」と著名人の強運を見せつけるような4000オールを引き上がり、一気に逆転トップに。
オーラスに入った時点で、大接戦の荒木プロ・金子さん、ラス親での逆転を狙う瀬戸熊プロの事実上の三つ巴と思われた。
しかし、起こったのはなんと予想外の逆転劇。

和了トップとなる金子さん・荒木プロの双方が積極的に仕掛けて既に聴牌している中、それまで苦しい展開に耐え続けていた魚谷プロに、執念の純チャン・三色の麻雀 牌待ち聴牌が入る。
魚谷プロのトップ条件は倍満ツモ、もしくはトップ目の金子さんからの倍満直撃と非常に厳しいものだったが、僅かに残る可能性に懸けてリーチを敢行。
すると、トップ目で荒木プロと競り合っていた金子さんがなんと一発で掴んでしまいこれに放銃。
「リーチ・一発・純チャン・三色」と裏ドラが一枚乗らなければ予選敗退となる和了であったが、見事裏ドラが一枚乗り、奇跡の大逆転。
最後まで諦めない姿勢を貫いた魚谷プロが決勝へと進出した。



続く予選B卓。
序盤、女優の及川奈央さんが親で加点し抜け出した形になるが、三名の試合巧者が徐々に差を詰めていく。
場を丁寧に読み、安定したリーチによる加点を重ねる荒プロと、トリッキーな和了によって徐々に自分のペースに持っていく猿川プロ。

南場に入り、猿川プロの真骨頂とも言える和了が光る。
麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌という麻雀 牌を切ればタンヤオの付く牌姿から、麻雀 牌を切ってのリーチ。
自分の捨て牌に麻雀 牌が早めに切ってあることに加え、萬子の上が安いと読んでのリーチとの解説が後にあったが、その注文通り一発で和了牌を引き出されてしまったのが現最高位・新井プロ。
裏も一枚乗り、8000の和了となる。

オーラス、荒プロと猿川プロの同門対決となり、荒プロが和了トップ・カン麻雀 牌の先制リーチで勝負に出る。
これを丁寧に受けた猿川プロ。奇しくも同聴となったカン麻雀 牌を引き和了り、偉大なる先輩に競り勝つ形で決勝進出を決めた。



後半戦となったC卓。
タイプは違えど全員が攻撃派であり、壮絶な打撃戦が予想されたC卓だったが、最初に抜け出したのは「フジテレビワンツーネクストカップ代表」の岩井さん。
先手であれば愚形でも積極的にリーチを打つ戦法が功を奏し、「リーチ・ツモ・ドラ・裏」などの和了で全員から点棒を引き出し、理想的に局を進めていく形となる。
アマチュア最強位の村上さんも、5200聴牌を拒否して大三元を狙いに行くなど、随所でその光る打ち筋を存分に魅せる。

オーラスになり、トップの岩井さんとラス親の森山プロの点差は20000点以上。
鈴木プロと村上さんは三倍満やハネ満直撃以上の条件であり、概ね岩井さんが逃げ切るか、森山プロが逃げる岩井さんを捉えるかという展開になった。

ここで影のファインプレーを見せてくれたのが鈴木プロ。
最後のツモ番を終えた森山プロに聴牌が入らず、このままではノーテン流局による岩井さんの勝ち上がりが決定してしまう場面で、
麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌から敢えての麻雀 牌切り。
これにより森山プロにチー聴を入れさせ、自身も聴牌。次局へと望みを繋いだ。
思うように手が入らない非常に苦しい展開で、持ち味となる多彩な攻撃パターンを活かす場面がなかった鈴木プロだが、攻撃や守備とはまた違った面でのプロならではの一打を見せてくれた。

そして生まれた次局。
トップを追いかける「手役アーティスト」森山プロに索子の波が押し寄せ、瞬く間に清一色のイーシャンテンに。
不自由な形の鳴きで、待ちは少なくなるもののポン聴を入れると、岩井さんがこれを即座に掴んでしまいなんと12000の直撃が炸裂。
生き馬の目を抜く一撃が決まり、素晴らしい和了で森山プロが決勝へとコマを進めた。



予選最終戦となったD卓。

前最強位、水沼さんが巧みな状況判断で序盤にリードを広げていくが、同じく独特の感性によるゲームメイクを得意とする沢崎プロが徐々にその差を詰めていく。
茅森プロ、じゃいさんも奮闘するものの手が入らず、水沼さんと沢崎プロの二人の叩き合いの様相に。

オーラスを迎え、親の水沼さんと沢崎プロの点差は2000弱。
沢崎プロにタンヤオ・平和のトップ条件を満たす聴牌が入り、水沼さんにも聴牌が入るが両者に和了が出ず、決着は次局かと思われた。
・・・が、最後のツモで水沼さんが生牌の麻雀 牌を掴み長考。

沢崎プロがもしノーテンであれば、自分がノーテンにすることで決勝進出になることもあり、ここで麻雀 牌を止めて降りの決断。
しかし、極限状態のこの判断が結果として悪い方向に転んでしまい、沢崎プロ聴牌・水沼さんノーテン。
ノーテン罰符の差で沢崎プロが逆転トップに輝き、決勝進出となった。



予選全卓が終了し、ファイナリストに選ばれたのは魚谷プロ・猿川プロ・森山プロ・沢崎プロの4名。
対局前のインタビューで、日本プロ麻雀連盟の4名で決勝を戦うという快挙に、会長である森山プロは「ここまできたら誰が勝ってもいい」とその喜びを語った。





そしていよいよ決勝戦。
東1局にドラを暗カン、役有りのカン麻雀 牌でリーチを打ち勝負に出た沢崎プロがこれを見事ツモり上げ、開局早々4000・8000と大きなリードを手にする。
その後も同門4人による激しい叩き合いが続くが、大きく試合が動いたのは南1局の魚谷プロの親番。

箱割れ寸前の点数から猛然と本手を和了り続け、4万点差以上あった沢崎プロを捲り一気にトップ目に躍り出る。
更に受け入れ・打点共に申し分のない、決定打となる勝負手が魚谷プロに入り、これを和了り切ればさすがに決着かと思われた。
・・・が、沢崎プロの仕掛けでことごとく有効牌が他家に流れ、逆に沢崎プロが1000・2000をツモ。
これによって両者が再び並んだ点差となり、勝負がもつれることに。

そして沢崎プロの親番。魚谷プロの親を流した勢いそのままに沢崎プロが加点を続け、二着の魚谷プロに再び2万点以上の差を付ける。
2万点差を詰めるために高い手を作りに行く魚谷プロ、親の連荘に懸ける森山プロ・猿川プロも粘りを見せるが、最終局、
早々と麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌麻雀 牌という役無しの仮テンを入れた沢崎プロがそのままの形で麻雀 牌をツモり、自力で勝負を決め、見事第23期最強位の座に輝いた。


以前森山プロと決勝の舞台で戦い敗れた経歴もあり、11年越しのリベンジに燃えていた沢崎プロ。
「最初に倍満をツモれたときも麻雀 牌だったからね、いつもは取らない仮テンなんだけど取ってみようと思って。そしたら本当に居てくれた」
と嬉しそうに語った姿が印象的だった。


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長きに渡って行われてきた「最強戦2013」はこれにて全ての対局を終了いたしました。
どの対局もドラマがあり、本当に一年の締めくくりにふさわしい対局だったように思います。
ファイナル出場者の皆様、ありがとうございました!
そして沢崎誠プロ、ご優勝おめでとうございます!

新年1月より、新たに「最強戦2014」として各予選が開始していきます。
来年度も引き続き最強戦をお楽しみ下さい!





※この記事は最強戦公式によるものではありません。

2013年12月15日(日)

 

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